[ 平成18年12月 1日都市環境委員会−12月01日-01号 ]

◆関昌央 委員  私は、先ほどご報告いただきましたJR荻窪駅について、何点かちょっとお伺いいたしたいと思います。
 この図面を見させていただきました。資料2というんですか。そうしますと、実際ちょっとびっくりしたんだけれども、たしか、北口の交番の前の横断歩道と横の横断歩道、それから今度は新たに報恩商店の前に何か道路ができて横断歩道ができるというこの計画案、見させていただきました。
 なぜびっくりしたかというと、今どき駅前広場の整備をする上で、先日も鳥山部長さんから、実は荻窪の北口というのは杉並の顔みたいなものだと。何十万人もの方がここを使っているわけですよね。そういう駅前広場なのに、横断歩道がこんなにあって、何か安全性を重視してないんじゃないだろうかとすごく思ったんです。この図面、区役所で書かれたんですか。それともどこか業者に委託してつくったんですか。その辺、まず最初にお伺いいたします。

◎拠点整備担当課長 荻窪駅前広場の整備計画といいましょうか、横断歩道等の計画につきましては、今現在、東京都の方が実施設計をしている、そういったことでございまして、東京都の方が各所管と協議をしながらつくってきたということでございます。

◆関昌央 委員  それで、この整備の考え方が、今までは重層化案ということで来たけれども、諸般の事情で変わったというお話だったんですけれども、その理由は経済的な理由なのか、それともほかに何か事情があるのか、お伺いいたします。

◎拠点整備担当課長 諸般の事情につきましては、先ほどもちょっとお話をさせていただきましたけれども、まず北口広場の危険な現状から、早く安全な交通広場に改善いたしまして、安全に区民利用ができるように実現する必要があるということが1つでございます。
 もう1つは、荻窪駅のバリアフリー化が進められておりまして、今年度には駅の中にエレベーター、エスカレーターが設置される、そういったようなことから、どなたでも利用しやすい駅になるわけでございます。そういったようなことで見ますと、現在の地下のコンコースが余りにも狭い、混雑するというようなこともございます。そういったことも何とかしなくちゃいけないというようなことでございます。
 また、南北自由通路の問題も重要な課題だというようなこともございまして、あわせまして、地下の重層化につきましては、北東地区の再開発事業との関連性もかなり強いものがございましたので、考えていたところでございますけれども、この再開発事業がなくなったというような、そういったいろいろな事情がございます。

◆関昌央 委員  私の平成17年2月の一般質問、本会議でやったんですよ。そのときの担当部長がこう言っているんですよ。「重層利用での広場整備についてのお尋ねですが、現在の広場区域内で、安全で快適な駅前広場とするためには、重層利用が不可欠であると認識しております。」「安全で快適な」、ご存じでしょう。JR荻窪駅というのは、中央線の中で本当に唯一というべき高架がなされてなくて、私たち利用者は地下におりなきゃいけない。地下から地上に上がって、そして今、駅前広場を利用しているんですけれども、当時の担当部長は「安全で快適な」と。それは地下からそのまま広場の下を通って、私たちは天沼側ですから、青梅街道を通って天沼に地下をそのまま通っていけるような、そういう通路をつくっていただきたいと大勢の利用者は思っています。
 特に、もうお釈迦様に説法するようなものですが、これからは超高齢社会。あそこを使うのはおじいちゃん、おばあちゃんばかり。私もすぐおじいちゃんになります。そういうときに、あそこの北口交番の前の横断歩道はそのまま残っちゃう。今度新たに報恩商店の横にまた横断歩道ができる。住民、そして区民、都民、国民の安全性を考えた観点からちょっと違うんじゃないかなとすごく私、思っています。今お示しいただきました緑化計画、確かにみどりも大事だけれども、それ以上に大事なのは利用者の安全性だと思いますけれども、その辺いかがですか。

◎まちづくり担当部長 私どもも、決して重層利用自体の必要性だとかを、ここでもうないがしろにしているということは一切ございません。ただ、本会議でも今回お話ししましたように、現実の問題といたしまして、課長からもちょっと説明いたしましたが、少なくとも19年度中には広場の区域が更地になりまして、それで工事も終わるだろうという見通しですね。そういう問題があるわけですね。そういうときにずっとほったらかしにしているわけにはいかないということも一方ではありますし、それから、現実の問題として、北東地区の再開発がなかなか立ち行かないということもございます。それからさらに言いますと、現実の問題として、地下道だけつくってそれでいいのかどうかということも、場合によっては非常に危険な地下道になったり、今犯罪の問題ですね、そういったことも配慮しなければいけない。それから、実際に北口を越えて行って、青梅街道の北側の歩道に出たところ、どこから出すかという問題も、現実の問題としてありますね。これは恐らくビルと一体になって用地を確保して、それなりのスペースをつくっていくというような工夫も現実には要るわけです。
 そういったもろもろのことを考えますと、私どもとしても現実の選択の中で、苦渋の選択と言ってもよろしいかと思うんですが、こういった形でとりあえず暫定の整備を平面整備でまずやって、それから、そういった条件、今委員がおっしゃったようなことも、あるいは地元の方々の思いも何とか生かせるような方向で、その後は課題として進めていかなければいけないだろうというふうに思っているわけです。ですから、先ほど課長の方から、当座こういうふうに当面の問題として取り組んでいきたいというのはそのとおりでございまして、今後とも、地元の方々がいろいろお考えになってきたことをどういった形で実現できるかということは、引き続き課題として考えていかなきゃいけないというふうに思っています。

◆関昌央 委員  それでは、例えば住民の安全という立場から、地下通路なんかの考え方も留保しておくということですね。

◎まちづくり担当部長 重層利用といいますか地下の利用、そういったことについては、区としては重要な課題だとして、引き続き考えていくということでございます。

◆関昌央 委員  先日の本会議で、現在係争中の物件について私、質問させていただきました。それで、それについては、今裁判中だということでなかなか明確なご答弁じゃなかったんだけれども、先ほどの課長さんのお話だと、19年度にはいよいよ整備を始めていくというようなことを公的機関である区議会に報告されているんですが、何かここのところ急に目安がついたんですか。

◎拠点整備担当課長 係争問題につきましては、東京都を通していろいろ話を伺っているというようなところで、細かい内容は把握していないところでございますが、一応予定としては、先ほど申し上げた予定で考えておりまして、東京都もそういうふうに考えております。ただ、係争の裁判の状況によっては、またそれに影響されて遅れるかもしれない、そういうような話を聞いております。

◆関昌央 委員  普通、係争中のものがあるのであれば、それがきれいに片がついて更地になってからこういうのを報告したって、こんな整備というのは、何か伺うところによると、半年もあればできちゃうというような話を聞いていますので、それの方が確実なんじゃないかなと。たら、ればって、たしか2年前もそんなようなことを私伺ったんです。そうしたら、18年度中に東京都と何かいろいろと合意すべき覚書を締結するということだったんですよ。それで、たしか17年度の2月の第1回定例会ですから、2月ぐらいに伺ったら、まだ締結してないんだと。17年度中ということはあと1カ月もない時間帯だったと思うんです。そのときも締結してなかった。それじゃ、それ以降締結したんでしょう。この東京都との締結内容というのをちょっと伺えますか。

◎まちづくり担当部長 まず、日にちはちょっと今調べておりますが、趣旨は、甲と乙ということですが、東京都と区ですね、広場整備に向け相互に協力すると。それから、広場内不法占拠地ですか、明け渡し完了後速やかに広場の平面整備を東京都が行う。それから、整備が完了した後は、都道部分については、都の持ち分については速やかに区に管理を引き継ぐということ、趣旨はそういった3つでございます。

◎拠点整備担当課長 日にちは平成18年3月23日でございます。

◆関昌央 委員  では、ことしになってから決まったわけ。

◎拠点整備担当課長 そのとおりでございます。

◆関昌央 委員  それで、その覚書をもとに、東京都がこういう整備計画をおつくりになって出していらっしゃっているんだろうけれども、先ほども、私、住民の立場から申し上げました。安全性というのはちゃんとこれで確保してくださるんですね。横断歩道計画とかこんなままで、将来的に禍根を残すようなことはないんですね。

◎まちづくり担当部長 私どもも、今ご指摘のあった、特に報恩商店ですか、角の荒物屋さんと、それから青梅街道沿いのところに新たに車の出入り口ができることについてはどうなんだろうかという話をいたしました。これは東京都ともかなりやり合ったわけですが、実際には交通管理者、警視庁ですか、協議を東京都は行っているわけですが、関東バスが1路線あります。鷺宮の方からずっと回って四面道を通って中村橋まで帰る、そういった路線があったりして、実際にはそこを歩道状態にできないかということを随分私ども話したわけですが、それは東京都として、広場全体の交通流が青梅街道から1つになるということについては避けたいという考え方、それは今お話ししたバス路線の対応も含めて、強く主張して譲らないという状況でございまして、どうしてもそうならざるを得ないということがあります。
 ですが、委員が本会議でご指摘されたような、広場の中で乗客の方々がお待ちになって、バスが来るたびにおろおろされているという状況、これは一番危険な状況だと思いますので、そういったことを初めとして解消されるわけで、もちろん現状と比べると数段安全なものになるというふうに考えております。

◆関昌央 委員  ご丁寧なご答弁ありがとうございます。
 何はともあれ、十数万人の方が利用される、本当に、何というんですか、杉並の顔の部分ですから、くれぐれもそういう住民の安全ということをご配慮いただいて、例えば将来的にどうなるか。地下にするのか、それともペデストリアンデッキというのを設置するのか、その辺の配慮もしていかないと、バリアフリーも含めてご検討いただきたいなと思っているんです。
 そこで、先日の本会議で、ちょっと階段部分が狭くなるのですごく心配していますということは申し上げました。そうすると、それに対して鳥山部長さんが、実は階段の拡幅やエスカレーターもちょっとご配慮いただけるような、そんなご答弁いただいたんですが、その辺はどういうぐあいで進んでいくのか。
 それからあわせて、荻窪駅全体の何かいろいろ駅舎に手を加えるというお話の中で、西口のバリアフリー、上荻1丁目のまちづくりというのも並行して進んでいると思うんですが、それを踏まえて、やはり住民の皆さんに利便性、それから安全性ということで、いつぐらいを目途に動いていらっしゃるのか、もしおわかりになれば教えていただきたい。

◎拠点整備担当課長 委員おっしゃるように、区民の安全性、利便性等を考えて、そのようなことを進めていきたいと考えておりまして、そのために、関係するJR、東京メトロ、区、そういった関係者の協議の場を早急につくっていきたいと考えておりまして、これはできるだけ急いで、年内にでもできればそういったことはつくっていきたいと考えております。
 西口のバリアフリー化につきましても、JRの駅舎全体の改良工事、そういったことも考えながら、同様の協議会の中で協議をしていきたいというふうに考えております。

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